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衣替えはいつすべき?プロが教える、衣替えのおすすめ手順・収納のコツ!

公開日:2021/08/31

衣替えはいつすべき?プロが教える、衣替えのおすすめ手順・収納のコツ!

季節の変わり目にする衣替え。日によって暑かったり寒かったりすると「いったいいつ・どうやって衣替えをすれば良いの?」と迷ってしまう方もいるかもしれません。ここでは、衣替えのタイミングや衣替えをスムーズに行うポイントをお伝えします。

衣替えをする時期って、いつ?

学校の制服などの衣替えは6月1日から夏服へ、10月1日から冬服へ移行するのが一般的ですが、衣替えの本当に適切な時期はその年の気温や地域によって異なります。沖縄と北海道で長袖を出すタイミングを想像していただくとわかりやすいですね。衣替えのタイミングの目安は、日付よりも最高気温を基準にすると良いでしょう。

・冬→春

春服への衣替えは最高気温が15~20℃くらいの日に行うのがおすすめです。気温15℃くらいでダウンジャケットやウールのコートが暑く感じられ、気温が20℃まで上がると薄いアウターでも不要と感じる方もいるでしょう。下の4月の平均最高気温を参考にすると、東京や大阪は3月中、仙台は4月頃、札幌は5月になってからが衣替えのベストなタイミングと言えるでしょう。最高気温が24℃くらいまで上がるようになると半袖の出番になりますので、那覇では4月が夏服への衣替え時期となりますね。
【気象庁データによる各地の4月の日最高気温平均値】
札幌11.7℃・仙台15.5℃・東京19.4℃・大阪19.9℃・那覇24.3℃
(※国土交通省・気象庁「平年値(年・月ごとの値)」日最高気温・4月度平年値参照)

・夏→秋冬

秋冬服への衣替えも同様の考え方で最高気温が20℃くらいまで下がってきたタイミングで行います。はじめはカットソーやカーディガン、ジャケットなどを出せば間に合うでしょう。厚手のアウター類は最高気温が15℃を下回るころに必要となってきます。最高気温10℃前後だと昼間でもかなり寒く感じますので衣類と同時にブーツや帽子、手袋などの防寒具を準備しましょう。

衣替えをする前に!衣類収納で気を付けたいポイント

しまうのは洗濯やクリーニングをしてから

白いブラウスを久しぶりに出してみたら、首のまわりが黄色くなっていてがっかりした経験はありませんか?
衣類を数カ月~半年間ほどしまっている間に落としきれていなかった汗や食べこぼしの汚れがシミとして浮き上がってくることがあります。いざ着用しようと思った時に残念なことにならないよう、収納前に洗濯やクリーニングでしっかり汚れを取り除いておきましょう。また虫害がおきやすいウールやシルクの衣類を収納する場合は防虫剤を準備しておくと良いです。

衣類の種類に合わせたしまい方を

収納中の型崩れを防ぐために、それぞれの衣類にあった方法で収納しましょう。ジャケット類を畳んで収納すると肩や襟部分の立体感が損なわれてしまいますので、なるべくハンガーに掛けたまましまいましょう。反対にニット類をハンガーにかけて収納すると、重みで肩部分が伸びてしまうため畳んで収納するのがおすすめです。シワが気にならない素材のものでしたら圧縮すると省スペースで収納できますよ。

ハンガーにかけたまま保管する際はカバーをかけるとホコリや汚れを防げます。こちらは中身が見えるので着たい服が迷わず取り出せて便利です。炭入りで消臭効果もあるので安心して保管できますね。

プロが教える、衣替えのおすすめ手順・収納のコツ!

おすすめ手順

1.天気が良い日に行う
衣替えは湿度の低い晴れた日に行うのがおすすめです。衣類はもちろん収納容器やクローゼット内にカビが発生してしまうのを防ぐために風通しを良くして作業しましょう。収納前に掃除機がけや拭き掃除をして清潔を保つことが衣類の傷みを防止することにもつながります。

2.不要な衣類は手放す
家庭の収納スペースは限られています。そのため、来シーズンに着用しないであろう衣類は手放して、必要な衣類だけを収納するようにしましょう。どれを手放したらよいかわからない方はワンシーズン使用しなかった、ヨレや着用感が出ている、サイズアウトしてしまった、などを目安にしてみてください。あらかじめ衣類の数を絞っておくことで衣替えがスムーズに進みますよ。

3.種類別に収納
クローゼットやタンスの中身を手あたり次第に詰めていく方法は短時間で済みます。しかし、何がどこにあるのかわからなくなってしまうデメリットもあります。気温を目安に徐々に衣替えしていきたい方には『カットソー』『カーディガン』『アウター』などアイテムごとに分けて収納するのがおすすめです。分類するひと手間が来シーズンの衣替えをグッと楽にしてくれますよ。

収納のコツ。着る服は余裕を持たせて、着ない服はコンパクトに

オンシーズンの服は取り出しやすく余裕ある収納をめざしましょう。取り出しやすい収納量の理想はクローゼットの7~8割といわれています。どうしても衣類の数が多くてクローゼットがいっぱいになってしまう時は、なるべく細めのハンガーにかけることで収納スペースに余裕が生まれます。また一つの引き出しの中に複数シーズンのものが混在する場合には引き出しの手前側にオンシーズン、奥側にオフシーズンと前後で分けるだけで取り出しやすくなります。

細めのハンガーを使用するとクローゼットの収納量がぐっと上がります。こちらは滑りにくい素材でできているので薄いブラウスやカットソーも落ちることなく安心です。

今着る衣類の収納に余裕を持たせるためにオフシーズンの服はなるべくコンパクトにまとめましょう。ダウンコートや厚手のニットなどは圧縮すると省スペースで収まります。

不織布製の収納袋は軽いので、衣類を移動させる際も苦になりません。透明窓付で何が入っているのか一目でわかります。使用しないときにはコンパクトにたためるのもメリットです。

マチが小さいのでクローゼット上段にも収まる、洋服用の圧縮袋です。透明なので中身も確認しやすく、上から手で押すだけで圧縮できる便利なタイプです。

上手な衣替えで理想のクローゼットを

忙しいと億劫に感じてしまう衣替えも、コツをつかんで定期的に行えばクローゼットがリフレッシュされます。自分に似合う服、必要な服に出会うきっかけになるかもしれません。コーディネイトを考えるのが楽しくなるようなクローゼットやタンスを目指して、是非衣替えを楽しんでくださいね。

【参考資料】※年間の気象情報
<札幌> / <仙台> / <東京> / <大阪> / <那覇>

執筆者紹介

名前
出口 知子
プロフィール
整理収納アドバイザー
お掃除スペシャリスト・クリンネスト2級認定講師
株式会社ハート・コード(https://heartscode.com/)にてお片付けや掃除でお困りのお宅にて現場作業を行い、各家庭に合った収納用品や効率良いお掃除方法を提案している。のべ1000件のお宅をととのえた経験を活かし講師としても活動中。