レディースファッション
白シャツ・白ブラウスで透けないインナーがほしい!あえて見せるコーデ術も解説
公開日:2021/11/16
秋冬もトレンドカラーの「白」。「白」は、顔色を明るく見せてくれるので、シャツやブラウスといったトップスで取り入れるのがおすすめです。しかし「白のトップスは1枚で着るとインナーが透けて見えてしまうかも」と白いトップスを避けたり、地味なインナーを選んだりしていませんか。インナーからおしゃれを楽しめる透けないインナーや、白シャツ・白ブラウスコーデをより楽しめる見せるインナーの選び方やコーデのコツをお伝えします。
白シャツ・白ブラウス着用時に、インナーが透けてしまうときの対処法
インナーの透け見えがOKなシーン・NGなシーン
白シャツ・白ブラウスは、好印象や清潔感を与えるのにぴったりのトップスですが、インナーが透け見えしたら逆効果になってしまうことも…。インナーの透け見えOK・NGの場面や着こなし方について解説します。
白シャツ・白ブラウスからインナーの透け見えOKな場面
リラックス感やラフさを高めてくれるインナーの透け見えは、プライベートの休日カジュアルファッションで楽しむのがおすすめです。ビジネスやフォーマルシーンの透け見えは、控えるのがマナーです。しかし、カジュアルなファッションが好まれるオフィスならヘルシーで清潔感のある上品な色・素材・デザインのインナーを選んで透け見えさせましょう。
白シャツ・白ブラウスからインナーの透け見えNGな場面
ファッションは自分が楽しむもので、身だしなみは相手のために整えるものです。相手の目もある緊張度の高いビジネスシーンやフォーマルシーンでは、インナーの透け見えはNGです。オフの日はファッションを自由に楽しめますが、大人世代なら周囲の人の目も意識して、だらしなく見えるコーデや、セクシーすぎるインナーの透け見えは避けましょう。
シーン別、インナーが透けてしまうときの対処法
透け見えOK・NGシーンでも、白シャツ・白ブラウスの清潔感や上品さにあうインナーの選び方や対処法をお伝えします。
大人世代の透け見えを楽しむインナー
トレンドのシアー素材の白シャツや白ブラウスは、装飾の無いシンプルなデザインで上質な素材のインナーを透け見えさせるのが、大人世代におすすめの透け見えコーデです。デコルテの開きは深くなくストラップは太めのキャミソールやブラトップなら、気になる肩から二の腕のあたりの丸みもカバーしてくれるので、大人世代にふさわしいヘルシーで上品な透け見えコーデを楽しめます。
透け見えNGのシーンや、透け見えさせたくない時の対処法
透け見えNGのシーンや透け見えさせたくない場合は、白シャツや白ブラウスの素材に着目をしましょう。生地が薄く、しなやかなポリエステルやナイロン素材の白シャツは透け見えしやすく、コットンなどの地厚でハリ感がある生地は透け見え防止につながります。透け見えしにくい素材でも、ブラの上にいきなり白シャツを着るのではなく、肌の色よりワントーン暗いベージュやモカなどの透けにくい色のカットソーを着るか、装飾の無いブラトップを着用するのがおすすめです。
「インナーは透けたくない派」におすすめの白シャツ・白ブラウス着用時のインナーの選び方
白シャツ・白ブラウスでも透けにくいインナーの色
肌の色より明るい色のインナーは透けてしまいやすいので注意しましょう。肌よりワントーン暗めな色が透けにくくするポイントです。
透けにくい定番カラー「ベージュ系」
カラーバリエーションが豊富なベージュは、自分の肌の明るさと同じくらいの明るさか暗めのベージュを選びましょう。ベージュでも、自分の肌の色より明るいインナーだと透け見えしてしまうこともあるので気をつけましょう。
肌の色よりワントーン暗めな「モカ」
前述のように、自分の肌の色より明るい色は透け見えする場合があります。ブラウンやモカ、テラコッタは、肌の色より暗くなじみやすいので、透け見えを防ぎます。
透けにくい新定番カラー「ボルドー」
暗い赤「ボルドー」は、肌の色や血色の色となじみやすいので透けにくく、安心して上から白シャツを着られるインナーカラーです。シャツの襟元からちら見せさせてコーデのアクセントカラーとするのもおすすめです。
白シャツ・白ブラウスでも透けにくいインナーの形
色だけでなく、インナーのラインや装飾が白シャツや白ブラウスに響かないことも大切です。カップの形やデコルテの開き具合、ストラップの太さなどにもこだわりましょう。
カットソー見えするインナー
インナーの透け見えは、色だけでなくブラのホックやブラとキャミソールのストラップの重なり、レースなどの装飾の透け見えも避けたいですよね。カップ付きインナーなら色や装飾の他に、背中のお肉の段差透け見えも解消してくれるのでおすすめです。インナーを透け見えさせやすい、やわらか素材の白シャツや白ブラウスでも、装飾の無いタンクトップや半袖のカップ付きインナーならカットソーのように着られて透け見えしてもヘルシーな印象です。脇に汗とりパッドがついていれば、トップスへの汗ジミを防いで清潔な印象も与えられます。
全方位透け見えOKのインナー
ドルマンスリーブやボリューム袖など、袖口がゆったりしたトップスの脇からのぞくインナーは、自分では見えなくても、まわりの人には意外と見えているものです。チューブトップのインナーなら、脇からのチラ見えもしっかりカバーしてくれます。更に、ストラップレスになるチューブトップなら、オフショルダーのトップスや透け見えを楽しむ装いでもストラップが気にならずスッキリと着られます。
インナーをあえて見せるのも手!白シャツ+インナー見せコーデ術
白シャツや白ブラウスの透け感やデザインを楽しむインナーコーデ術を具体的に紹介します。
レースデザインのトップスからインナーを透け見せ
スタンドカラーの白ブラウスのインナーには、肩紐が細いカップ付きインナーやキャミソールがおすすめです。肩紐が細いインナーの透け見えは「セクシーな印象になってしまうのでは?」と考える方もいるかもしれません。ですが、肩や首元が白シャツで隠れているため肩紐が細い方が、顔周りや肩から二の腕のあたりをすっきりと上品に見せることができます。レース素材からの透け見えは大人世代にピッタリな上品な透け見えです。
羽織りものとしても着られる程よい透け感の白シャツは、コーデするボトムスと同じ色のインナーがおすすめです。細見え効果の期待できるIラインを簡単に作ることができます。白シャツの襟を大きく開けたり羽織りにしたりして着るときは、襟元にレースがあしらわれたインナーを着て、見せるのも素敵です。
インナーのコーデも楽しみましょう
白シャツ・白ブラウスは、透けにくいインナーや透けを生かしたインナーを合わせてもどちらでも楽しめるアイテムです。大人世代は透け見えを躊躇してしまいがちですが、白の清潔感を生かして、大人の上品な透け見えを楽しみましょう。インナーの選び方で、おしゃれの幅も広がります。
執筆者紹介
- 名前
- 川島 彩子
- プロフィール
- カラーコーディネーター/整理収納アドバイザー
ショップスタッフの経験を活かし、ファッションセミナーやショップスタッフへの研修を多数行い、受講者には、自分に似合うT・P・Oにあったアイテムを選べるようになった、と定評がある。
また、ファッションに限らず、すべてのアイテムに「色」がある事から、 “整理収納アドバイザー” “照明コンサルタント”の資格を習得し、暮らしをより豊かに快適にする「空間コーディネート」も人気を得ている。