プロが教えるYシャツのたたみ方！出張・旅行時のバッグ収納のコツも紹介。

自宅でのYシャツ・襟つきシャツの収納法

襟の高さに注意

たたんだYシャツを収納する際は、襟の高さを考慮します。重ねても崩れにくく、シャツに型崩れやシワが寄るのを防ぐため、襟の位置が交互になるよう重ねて収納するのがおすすめです。また、他の衣類とは別にしてシャツのみで収納するほうがシワはつきにくいですよ。

スペースに合わせた収納を工夫しましょう

Yシャツは立体的に縫製してあるため、できればハンガーに掛けておくことが望ましいですが、スペースが限られている場合はたたんで保管することになるでしょう。たたんだほうが、枚数多くシャツを収納できます。引き出しに収納する場合は立てずに、上下に重ねてしまいます。3～4枚を限度にすることでシワが防げるでしょう。また、重ねることで下のほうに入っているシャツが見えにくくなるので、あらかじめ色や柄でグループ分けをして引き出しにラベリングしておくと便利です。

Yシャツ用のラックもおすすめ

新たに収納グッズを購入するようでしたら、シャツ専用のラックがおすすめです。キャスター付きのYシャツラックの場合、ラックごとクローゼットから出せるため衣替えや出張準備の際に便利です。クローゼットに吊るすタイプのYシャツラックは、目線の高さでシャツを選ぶことができ、体をかがめずに出し入れができるので身長の高い男性でも便利に使っていただけるでしょう。ラック収納の場合も色柄でグループ分けをして収納しておくとお目当てのシャツが見つけやすく、忙しい朝でも服を選ぶ楽しさが味わえますね。

出張・旅行時のバッグ（スーツケース）でのYシャツ収納法

ケースを活用しましょう

出張や旅行などでYシャツや襟つきシャツを持ち運ぶ際も、自宅で収納する場合と同じように、まずはきちんとたたむことが大切です。そして他の荷物の重みでシワにならないよう、できるだけバッグの中の上部に収納するようにします。荷物がたくさんあって、どうしても重なってしまう場合はYシャツの第1ボタン（ボタンダウンシャツの場合は襟のボタンも）を外しておくと、襟まわりのシワがある程度防げます。
また、Yシャツをケースに入れてからバッグやスーツケースに収納するのもおすすめです。Yシャツを持ち運ぶための専用ケースも市販されており、Yシャツの他にネクタイなどの小物も一緒に収納できるケースや、5～6枚入るタイプなど様々なタイプがありますので、ご自身のニーズに合うものを選んでください。 また、専用のケースを購入しなくても100円ショップで手に入るプラスチック製の書類ケースでも代用できます。透明で中身が見えますし、厚みも2～3センチあって留め具がついていて丈夫なので、枚数が少なければ自宅でもそのまま収納しておくことができます。

宿に着いたらすぐにハンガーに

バッグ内での収納をいくら工夫しても、バッグ内にしまったままにしていると、どうしてもシャツにシワが寄ります。宿やホテルの部屋に着いたら、スーツと同様にすぐにバッグに入れていたシャツ類も、ハンガーに掛けておくことをおすすめします。万が一移動中にシワがついてしまったとしても、浴室にYシャツをかけておくと湿気でシワを軽減させることが可能です。また、ビジネスホテルではスチームアイロンを貸し出しているところもあるので、時間に余裕を持って対応しましょう。

少しの手間でストレスを減らしましょう

シャツのたたみ方は、慣れないと少し億劫に感じますが、コツをつかんでしまうと1枚1分もかかりません。きちんとたたむことができれば、朝の出勤時にいざ着用しようと思ったらシワシワですぐに着ることができなくてイライラ…なんてこともなくなりますし、出張時のストレスを少しでもなくしたい、というお悩みも解決できます。ぜひチャレンジしてみてください。