レディースファッション
コットンとは?綿との違いや特徴、1年を通して着たいコットンアイテムを紹介!
公開日:2021/11/16
着心地がよく使いやすいコットン素材のアイテム。季節問わず重宝するため、愛用している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、40代・50代女性におすすめのコットンアイテムをご紹介します。
そもそもコットンとは?
コットン素材と呼ばれるものには、どんな特徴があるのでしょうか。
まずはコットンの基本的な特徴についてご紹介します。
コットンの特徴
コットンは、ワタ(綿)という植物の「種子毛」から作られる天然繊維です。綿の種子毛はふんわりした白い花のような見た目をしていることから「綿花」とも呼ばれます。
肌触りがよい
コットンの特徴は、まず何と言っても肌触りがよい点です。種子を守るための柔らかい毛のような繊維から作られるため、肌に当たってもチクチクする嫌な感触がありません。
吸水性と通気性が高い
天然繊維であるコットンは、化学繊維に比べて吸水性・通気性が高く、一年中快適に着られるという特徴があります。汗をかいても外側に素早く発散されるので、スポーツウェアにもよく使われている素材です。
耐熱性が高い
コットンは耐熱性が高いため、鍋つかみなどのアイテムにも使われます。アイロンをかけて高熱になっても、軟化したり溶けたりしにくい点もメリットと言えます。
染色しやすく発色性も高い
コットンは、さまざまな染色方法で色をつけられ、発色性が高いという特徴があります。そのため、コットンアイテムはカラーバリエーションが豊富です。
価格帯が安い
ほかの天然繊維よりも価格が低い傾向があるのもコットンの嬉しい点です。のちほどご紹介する「高級綿」と呼ばれるコットンもありますが、一般的には手頃な価格で手に入ることが多いです。
このような特徴から、コットン素材のアイテムは日常生活で出番が多いのですね。
ただし、同じコットン素材でも、織り方や糸の太さ、繊維の長さなどによって、特徴が少し変わってきます。たとえば「世界3大高級綿」と呼ばれるスーピマ綿、ギザ綿、新疆綿(しんきょうめん)は繊維がとても長く、シルクのような艶と肌触りが特徴です。
綿との違い
「コットンと綿は違う素材なの?」という疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
「綿」は英語でいう「Cotton(コットン)」ですので、実はどちらも同じ素材のことを指します。
素材表記を見ると「コットン100%」や「綿100%」と書かれていることがありますが、表記が違うだけで、素材自体は同じものを使っています。
外出・お出かけ時に着たいコットントップス&ワンピース
コットン素材を100%使用した、外出時におすすめのコットントップス&ワンピースをご紹介します。
さらっとした肌触りで心地よい、コットン100%のロングTシャツ。カジュアルかつシンプルなデザインなので、年齢を問わずスタイリッシュに着こなせます。
長めの丈感が今年らしく、1枚でも着られますしレイヤードスタイルにも使いやすいですよ。
ゆったりめのシルエットで体型カバーも叶うワンピース。前ボタンをすべて留めて1枚で着たり、上着のように羽織ったりと、さまざまなコーデが楽しめます。
柔らかな綿素材で作られた清潔感が漂う「グリーン」、ほっこりした色合いが春らしい「ブラウン」、上品で大人の女性に似合う「ブラック」。
ふんわり柔らかな風合いで着心地のよいワンピースは、コットン100%でロングシーズン活躍してくれます。
体のラインを拾わないシルエットなので、体型カバーをしたい方にもおすすめです。リブ編みのVネックが顔まわりをきれいに見せてくれますよ。
お家時間やリラックスタイムはコットンに包まれたい!おすすめのコットンアイテム
お家時間や休日のちょっとしたお出かけには、リラックスできるコットン素材のアイテムがおすすめです。
コットン100%のハイネックカットソーは、ほどよいゆとりがリラックスタイムにぴったり。サロペットやベストのインナーにしたり、寒い日は上からセーターを着てハイネックを見せたりなど、レイヤードスタイルにも使いやすいデザインです。
快適に過ごせるワイドパンツ。コットン100%なのでチクチクせず、静電気が起きにくいのもポイント。
薄手ニットのVネックワンピースは、部屋着にもワンマイルウェアにも使えます。
ゆったりとしたシルエットで、のんびり過ごしたい日にぴったり。デコルテをスッキリ見せてくれるVネックと長めの袖丈で、女性らしさも演出できます。
まとめ
コットン素材の特徴と、40代・50代女性におすすめのコットンアイテムをご紹介しました。優しい肌触りと高い機能性で一年中活躍するコットン。お気に入りのコットンアイテムを見つけて、おしゃれを快適に楽しんでくださいね。
執筆者紹介
- 高橋 なつき
- フリー編集者・ライター
- プロフィール
- 出版社での雑誌編集者を経て、2018年からフリーで編集や執筆業をしています。ファッションや美容、ヘルスケアに関心が高く、勉強&研究の日々です。