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両家顔合わせにふさわしい母親の服装やマナーを解説!50代におすすめのコーデも

更新日:2024/2/13

両家顔合わせにふさわしい母親の服装やマナーを解説!50代におすすめのコーデも

お子様が結婚の意思を固め、結婚挨拶を終えたら両家顔合わせを行うのが一般的です。「これから良好な関係を築いていくために、当日は何を着たら…」と、第一印象を大きく決める服装に迷われるお母様は多いのではないでしょうか。両家顔合わせの日に適した好印象を与えるお母様の服装やマナーについてポイントをお伝えします。

両家顔合わせで母親が押さえておきたいマナー・注意点

まずは服装に関するマナーや注意したい点を押さえましょう。

会場の雰囲気に合った服装

顔合わせ会場のドレスコード(格)や雰囲気に合わせた服装にしましょう。料亭や格式あるホテルのレストランなどの場合は、フォーマル度の高い落ち着いた服装に。会場が、カジュアルなレストランなら、少しドレスダウンをしたさり気ないフォーマルスタイルにといった具合に、会場の雰囲気に合った服装にしましょう。

両家の服装のドレスコード(格)をそろえる

両家の服装のドレスコード(格)を合わせましょう。一方がフォーマルな服装で一方がカジュアルな服装だと両家の服装がアンバランスで、なんとなく気まずくなってしまうことも考えられます。また、両家顔合わせでは写真撮影を行うことも多く、両家の服装がアンバランスとならないように、子どもを通して両家の服装のドレスコード(格)を決めてもらい、バランスの取れた服装にしましょう。

主役である子どもより目立つ服装

お母様にとってもハレの日となる両家顔合わせですが、主役は結婚をする子どもたちです。子どもより目立つ服装は避けましょう。お母様の年代に合った落ち着きのある上品な印象を与えるワンピースやスーツが一般的です。肌の露出も控えましょう。また、お母様だけでなく夫婦の服装のドレスコード(格)をそろえることも意識しましょう。

両家顔合わせにおすすめ!母親(50代)にふさわしいコーデを紹介

両家顔合わせにふさわしいコーデを紹介します。

料亭など格式ある会場におすすめ、ワンピースアンサンブル

料亭では正座することも想定されます。タイトスカートよりもフレアスカートのスーツやワンピースなら正座をしても膝頭が隠れ、立ったり座ったりする動作がしやすくおすすめです。ワンピースにジャケットを羽織る場合は、ワンピースと同素材のジャケットをコーディネートするとフォーマル度が高くなります。

ホテルレストランにおすすめのスーツ

ホテルレストランで行われる顔合わせでは、料亭での落ち着いた装いよりも上品な華やかさをプラスした装いが適しています。気品ある色や高級感ある素材のスーツやワンピースがおすすめです。スタンドカラーのジャケットは、着席時も顔周りを華やかにしてくれるデザインで小顔効果も期待できます。

カジュアルなレストランでの顔合わせにおすすめの、パンツスタイル

カジュアルなレストランで行われる両家顔合わせなら、パンツスタイルもOKです。ただし、パンツスタイルはワンピースやスーツといったスカートスタイルに比べるとフォーマル度が下がります。エレガントな印象を与えるワイドパンツや落ち着いた色のセットアップやパンツスーツがおすすめです。ワイドパンツはボディラインが出にくいので、立ったり座ったりする動作もスムーズに行えます。

両家顔合わせ後も着まわしのきくセットスーツ

お母様は、両家顔合わせだけでなく親戚への挨拶などで改まった装いをする機会も多いのではないでしょうか。セットスーツがあると、着まわしがきき便利です。ロングヘアのお母様は、まとめ髪にするとフォーマル度がグンとアップします。
フォーマルな装いだけでなく、単品でそれぞれデイリーに着まわせる点もおすすめポイントです。

定番カラー以外の装い

ネイビーやグレーといったベーシックカラーのワンピースやスーツ。スーツやジャケットのインナーはホワイト。というのがお母様の服装の定番カラーコーデですが、他の色でも家族顔合わせの服装にふさわしい上品な華やかさを演出できます。少量の黒が混ざったやや暗い色は落ち着いた印象を与えるので、フォーマルな装いに彩りを添えるのに最適です。特にダークグリーンやくすんだ青は、高級な印象を与えるのでおすすめですよ。

両家顔合わせのコーデに合わせたい!より上品な印象になる母親向けアイテム

家族顔合わせの服装にふさわしい小物をプラスして、コーデを完成させましょう。

アクセサリー

シンプルなデザインで、顔周りを華やかにしてくれるアクセサリーがおすすめです。

パールは控えめな輝きで顔周りを明るくしてくれます。パールのイヤリングは主張しすぎず、上品さをプラスします。

華奢なチェーンにさり気ないダイヤの輝きのネックレスは、さり気ないおしゃれさを演出してくれます。

バッグ

荷物がたくさん入る大きなバッグは、ビジネスやカジュアルな印象になってしまうので、小さめなバッグを選ぶと家族顔合わせのフォーマルな装いを引き立ててくれます。大きなバッグで家族顔合わせに行く場合は、会場クロークに大きなバッグは預け、椅子の背もたれに置ける小さなバッグに貴重品を取り出して会場に入りましょう。

フォーマル度が高くなるほど、レザー製のバッグは殺生を連想するのでマナー違反です。シンプルで落ち着いた布製のバッグが、目立つことなくおすすめです。

ブランドバッグも控えた方が無難ですが、ブランドロゴが悪目立ちしないシンプルなバッグは、カジュアルな家族顔合わせにOKです。椅子の背もたれに置いても気にならないバッグの厚みとサイズは、店内持ち込み用のバッグとしても使えます。

相手家族に好印象を与える服装を意識しましょう

家族顔合わせの会場や相手家族の服装に合った服装で、相手家族との良好な関係づくりをスタートさせましょう。子どもが主役となる家族顔合わせは、母親にとって節目の日です。上品で華やかな年齢にふさわしい服装で、子どものハレの日をお祝いしましょう。

執筆者紹介

名前
川島 彩子
プロフィール
カラーコーディネーター/整理収納アドバイザー
ショップスタッフの経験を活かし、ファッションセミナーやショップスタッフへの研修を多数行い、受講者には、自分に似合うT・P・Oにあったアイテムを選べるようになった、と定評がある。
また、ファッションに限らず、すべてのアイテムに「色」がある事から、 “整理収納アドバイザー” “照明コンサルタント”の資格を習得し、暮らしをより豊かに快適にする「空間コーディネート」も人気を得ている。