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レディースファッション
公開日:2021/07/13
自分の好きな色やシルエットなどが確立されて、ファッションで新たな冒険をすることにためらいがちな60代。年齢と共に、定番化した着こなしから抜け出せなくなる方も多いのではないでしょうか。
ここでは年齢を重ねているからこそ着こなせる、60代女性におすすめのコーディネートや、おしゃれの楽しみ方をご紹介します。
40代 ・50代はシンプルな着こなしに憧れて、モノトーンファッションを楽しんだ方も多いのではないでしょうか。
年齢を重ねても、モノトーンファッションはNGではありません。しかし、上品さや華やかさをプラスできる、柄物や綺麗な色を取り入れることが60代の着こなしにはおすすめです。60代は、エレガントな柄が自然と似合ってくる年代といえます。
お腹まわりやお尻、腕のたるみが気になる方にはオーバーシャツがおすすめです。ほどよく生地が体から離れてくれて、お腹、お尻もカバー。
毎年、さまざまなデザインでトレンドとなるオーバーシャツはおしゃれと着痩せを同時に叶えてくれます。
服装で若々しさを出すには、アクティブ感が出るクロップドパンツがおすすめです。年齢と共に、首元、デコルテは隠した方が安心という方も多いと思います。 そのような上半身をしっかりカバーするコーデをする場合は、足元を軽快にすることで老け見えを防止してくれます。
明るい色の柄物のトップスは、顔まわりを華やかに見せて血色を上げてくれます。
普段着に、お気に入りの柄物トップスが一枚あると無地のボトムの時にコーディネートが寂しくならずおすすめです。柄物のトップスの際に合わせるボトムスの色は、トップスの柄の中の1色を選ぶとまとまったコーデになります。
また、ボトムを黒や白にすると、柄物トップスがどんな色味であっても柄を引き立ててくれるので、柄物トップスと相性がいいです。
「明るい色のトップス着た方が、顔色が綺麗に見えることは分かっている…、しかしパステルカラーは恥ずかしい、かといって原色は目立ってしまいそう…。」という声が多々聞こえてきます。60代の女性向けとして、レンガ色、黄緑色、紫色などの中間色だと抵抗なく取り入れやすいと思います。アクセサリーをプラスすることで、品の良いカジュアルスタイルが完成します。
トップスが中間色の場合は、ボトムをはっきりした色にしてコントラストをつけることでメリハリが出て若々しい印象になりますよ。
Tシャツやカットソーが体のラインを拾ってしまって気になる方には、オーバーシャツがおすすめです。シャツ素材は、ハリがあり程よく体から離れてくれるので、肉感や下着のラインを拾いにくいアイテムです。二の腕、お腹、お尻を自然にカバーしてくれるのが嬉しいですね。
ボトムはパンツスタイルの方が相性はいいですが、スカートと合わせる場合はベルトでウエストマークをすると、すっきり着こなせます。
若々しくアクティブに見せたい方は、足元を軽快にすることがおすすめです。
足首が見える、アンクル丈のクロップドパンツをコーディネートに取り入れてみてくだい。
細身のパンツは、オーバーシャツ・チュニックなどお尻が隠れる丈とも相性がいいので、定番アイテムとして、いくつかクローゼットにあると安心なアイテムです。
細身のパンツが苦手な方は、ゆったりシルエットで足首が出るデザインを選んでみましょう。
ガウチョパンツまで広がらない少しワイドなデザインが、トレンドを追わず品のある60代からのおしゃれにおすすめです。
日常よりランクアップしたファッションを楽しみたい日には、レース素材がおすすめです。一気に上質な印象になります。
襟もとは、開きすぎないデザインを選びましょう。シャツタイプは、きちんと感が出て品よくなるので、どんな場所でも気負いなく外出できる優秀アイテムです。
レース素材と聞くと、トップスの方が思い浮かぶ方が多いと思いますが、スカートでも最近さまざまなレースを使ったデザインがあります。薄手の繊細なレースのスカートだと、若作りに見えてしまう可能性があるので、カットワークレースなど厚みのあるレースを選ぶようにしましょう。
スカートがポイントとなるコーデになりますので、シンプルなデザインのトップスと合わせるのがおすすめです。
コーディネートが1アイテムで完成する、ワンピースもおすすめです。
60代の大人の女性がワンピースを選ぶ際のポイントは、以下4点です。
・リゾートワンピースやパーティードレスは例外ですが、日常ワンピースは袖がついている(ノースリーブでは無いもの)方が、エレガントにみえます。
・年齢と共に襟もとが開きすぎない方が素敵です。襟もとが開いていると若作りに見える可能性があるので注意が必要です。
・ウエストがマークされているまたは、(ベルトなどで)ウエストマーク出来るデザインは若々しく見えます。ぜひ、意識してみてください。
・膝は年齢が出やすい部分なので、膝が隠れる膝下からくるぶし上の間の丈にしましょう。
また、くるぶし下のロング丈だと階段などの段差で裾を引きずったり、引っ掛けて転びやすくなったりする可能性があるので避けたほうが無難です。
アクセサリーは、本物のジュエリーを身につけましょう。真珠は普段使いにも、フォーマルにも使えて万能です。ピアスやイヤリング、ネックレスなど顔まわりにつけると肌艶をアップしてくれます。
「洋服は素敵にコーディネート出来たのに、靴が残念」なんて事にはなりたくないですね。
ヒールやパンプスは疲れてしまうという方も多いと思います。
履き口がゴムシャーリングになっているパンプス風のシューズは、フィットして脱げにくく、疲れにくいです。ゴムソールになっているものを選ぶと、滑りにくいので安心ですよ。
同じ服でも選ぶ色や柄によって、若々しく見えたり、老けて見えてしまったりします。
年齢を重ねた美しさを、ファッションでより輝かせたいですね。
隠したい部分は、しっかり隠してOKです。出ているところを綺麗に見せるために、本物のジュエリーを身につけたり、アイテムの色やデザインをより意識して選んだりしてみてください。
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