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<入院準備チェックリスト>必須のアイテムから、あると便利なものを看護師が解説

公開日:2022/04/19

<入院準備チェックリスト>必須のアイテムから、あると便利なものを看護師が解説

病気やケガなど、検査・治療のための入院は誰にでも起こりうること。しかし入院は、頻繁に経験することではないため、いざ自分がそのような事態になると、慌てたり不安になったりしてしまうかもしれません。
入院が決まったらまず必要なことは、持ち物の準備です。入院時に必須のものや身の回りの品の選び方、あると便利なグッズなどを看護師がご紹介します。

<入院準備チェックリスト>

まずは、入院時に必要な持ち物について確認しておきましょう。

【手続きなどで必要なもの】

・診察券
・健康保険証
・各種受給者証(高齢受給者証 、身体障害者手帳 、特定医療費(指定難病)受給者証 、乳幼児医療証、自立支援医療(育成医療)など、当てはまる方のみ)
・入院申込書や入院誓約書
・印鑑
・限度額適用認定証(必要な場合)
・標準負担額減額認定証 (必要な場合):入院時食事療養費の減額を受けるために必要なもの。所得によって異なる
・服用中の薬とお薬手帳

【生活に必要なもの】

・パジャマ
・下着、靴下類
・タオル類
・スリッパ(すべりにくく、かかとがあるもの)
・洗面、入浴用具(歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、洗顔料、ボディソープ、シャンプー・コンディショナーなど)
・食事用具(コップ、箸、スプーン・フォークなど)
・ハンガー、洗濯バサミ、洗剤(洗濯ができる場合)
・現金(小銭や千円札が便利。大金は持っていかない)
・時計
・ティッシュペーパー
・ビニール袋、ジップバッグ(ゴミ入れや使用済衣類入れなどに活用)
・メガネ、コンタクト(洗浄液やケースなども)
・衛生用品(生理用品など)
・くし、ブラシ
・爪切り
・髭剃りや電気シェーバー
・筆記用具

生活に必要なものの種類や数は、入院期間や病院の設備などによって異なります。病衣などレンタル可能な場合もあるので、入院前に確認しておきましょう。

入院時にあると便利なアイテム・お役立ちグッズ

ここでは入院時にあると便利なアイテム・グッズ、快適に過ごせる衣類などを紹介していきます。

入院時にあると便利な下着・パジャマ

入院中に身に着ける下着は、前開きタイプのものがおすすめ。着替えがしやすく、診察時にも便利です。オーガニックコットン使用で肌ざわりが良く、縫い目が直接当たらないつくりで、皮膚への刺激が少ないのもポイント。病気や治療の内容によっては、皮膚が敏感になったり荒れたりすることがありますが、そのような方でも使いやすいでしょう。

着脱する動作や、治療する部位の診察に支障がなければ、ホックやボタンがないタイプの下着もおすすめです。伸縮性が高く締め付け感が少ないブラジャーなので、入院中もリラックスして過ごせます。病院内で洗濯する場合、ホックなどを気にせず洗えるので洗濯が楽になります。

肌着も前開きタイプの方が、着替え時や診察時に便利です。カップ付なので、ブラジャーなしでも快適に過ごせます。できるだけ身に着けるものを少なくしてリラックスしたい方、診察時の手間を減らしたい方などは、パジャマの下にこの肌着1枚でも良いかもしれません。

楕円型のボタンと、斜めに作られたボタンホールで、脱ぎ着がしやすいよう配慮されたパジャマ。入院中は、病気や治療の影響で着替えがしにくくなることがあります。特にボタンの留め外しは、手先の細かな動きと指先の力が必要になるので、困る方が少なくありません。体力が少し落ち気味の方や、手先の動きに支障が出る可能性のある方に、特におすすめです。

前開きタイプで、綿100%のガーゼ素材を使用したパジャマ。吸水性・通気性が高いので肌ざわりが良く、入院中も快適に過ごせます。ガーゼ素材は乾きやすいので、入院中に洗濯が必要な方にもぴったりです。
また、表地と裏地が柄違いで、デザイン性が高めなのもおすすめポイントです。入院中は気持ちが落ち込み気味になったり、殺風景な環境に緊張を感じたりすることも。明るい色やおしゃれなデザインのパジャマは、気持ちを前向きにしてくれます。

中わた入りのニットキルトを使った、前開きタイプのパジャマです。寒い時期の入院で、暖かいものを探している方におすすめです。肌にふれる側は綿100%で着心地も良く、ボトムについているポケットは、買物時などちょっとした小物を入れるのに便利です。

入院時にあると便利な羽織物・リネン類

フリース素材で、首から腰まですっぽり覆ってくれるベストです。肩まわりがゆったりしていて、ファスナーで脱ぎ着がしやすいつくりになっています。
病院内は空調が効いているので、しっかりとした上着はなくても大丈夫ですが、売店に行くときなどに部屋から出ると肌寒く感じることがあるかもしれません。そのようなときにサッと羽織れて便利です。

軽くて暖かい、ボア素材のジャケットです。「パジャマだけでは寒さが心配」という方におすすめです。ゆったりとしたつくりなので脱ぎ着しやすく、袖口にも腕まくりができる余裕があり、手や食器を洗うときにも濡れにくいです。洗濯機で洗えるので、万が一入院中に汚れてしまっても安心です。

吸水速乾機能が付いた、コンパクトサイズのタオル。入院中は入浴(シャワー)の時間が限られているので、サッと体を拭けるタオルは便利です。病室では濡れたものを干すスペースも少ないため、早く乾けばすぐに片付けることができます。
また入院時にできるだけ荷物がかさばらないようにするためにも、コンパクトサイズのタオルの方が良いでしょう。

ふわふわとした優しい肌ざわりの、5重ガーゼを使ったタオル。傷や肌荒れなど、肌の状態が気になる方には、柔らかな素材の方が肌に負担がかかりにくいのでおすすめです。通気性も優れていて乾きやすいので、限られた枚数でも入院生活に十分対応できます。

入院時にあると便利なグッズ

必須となる持ち物以外にも、入院時に持参すると便利なグッズがいくつかあります。入院期間や治療内容などを考慮して、使えそうなものがあればそろえておくと良いでしょう。

100円ショップで購入可能なものもあるので、入院前に余裕があればのぞいてみてくださいね。

・S字フック…バッグやビニール袋などをベッド柵にかけておくと、物が取りやすく便利です。
・フック付のかご…ベッド柵にかけておくと、小物の整理に役立ちます。
・小型のトートバッグやエコバッグ…入浴時や買物時など、移動時にあると便利です。
・耳栓、アイマスク…入院中は、物音や廊下の明かりなどが気になって眠れなくなることがあります。快適な睡眠環境を整えるためにおすすめのグッズです。
・フェイスシート、ボディシート…入浴や洗顔が十分にできないときのために用意しておくと良いでしょう。気分もさっぱりします。
・小型の粘着クリーナー…入院中のシーツ交換は週1回程度です。ベッドの汚れは意外と気になるものなので、こまめに掃除できると快適に過ごせますよ。
・マルチ電源タップ…タブレットやパソコン、電子書籍端末など、デジタルデバイスを複数持ち込む方はあると便利です。
・ポケットWi-Fi…Wi-Fiが使えない病院は意外と多いです。入院中にずっとスマホを使っていると通信量がかかるので、Wi-Fiレンタルなどを利用すると通信費を抑えられます。ただし、持ち込み可能かどうかは事前に病院に確認が必要です。

事前の準備で快適な入院生活を

入院は短期間であっても、心身にストレスがかかるものです。できるだけ負担を少なくして、治療や検査に集中するために、入院が決まったら早めに準備をしておきましょう。リラックスできる素材やつくりの衣類、速乾性に優れたタオルなどこだわりのグッズは、入院生活を快適にしてくれますよ 。

執筆者紹介

名前
小松亜矢子
プロフィール
ライター/看護師
看護師として病院やクリニックで勤務した経験を経て、ライターへ転向。看護師向け専門雑誌での執筆や、健康医療・ヘルスケア関連メディアのコンテンツ作成などに携わる。