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【プロが解説】ブラジャーの正しい洗い方!手洗いのコツや洗濯ネットを使う場合は?

公開日:2022/03/29

【プロが解説】ブラジャーの正しい洗い方!手洗いのコツや洗濯ネットを使う場合は?

毎日身につけているブラジャーを、どのように洗濯していますか?ブラジャーの洗い方によっては思いのほか早く生地が傷んでしまい、着用できる期間が短くなってしまうこともあります。ここではブラジャーの洗い方・干し方のコツや、ニオイが気になるブラジャーの洗い方についてもお伝えします。

ブラジャーの正しい洗い方

ブラジャーと一言で言っても、スポーツ用やナイト用など用途が異なるものや、素材・装飾品もさまざまです。種類がたくさんあるブラジャーをどのように洗濯していいか迷ってしまいますね。ここでは基本的なブラジャーの正しい洗い方をみていきましょう。

まずは洗濯表示に目を通そう

ブラジャーを洗う前に、まず洗濯表示に目を通しましょう。洗濯表示は5つの基本記号と付加記号で表記されています。多くの基本記号は左から、洗濯処理記号・漂白処理記号・乾燥処理記号・アイロン仕上げ処理記号・商業クリーニング処理記号の順に表記されているケースが多いです。まずは洗濯処理記号を確認し、家庭で洗濯ができるブラジャーかを確認しましょう。あわせて乾燥処理記号で干し方を、漂白処理記号で漂白剤を使えるかどうかも確認しておきましょう。

洗濯表示の一例を下記で紹介します。


▼洗濯処理記号・・・「洗濯おけ(桶)の形」(×記号がない)→家庭で洗濯ができる

洗濯処理はできない

液温は、30°Cを限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯処理ができる

液温は、40°Cを限度とし、手洗いによる洗濯処理ができる


▼漂白処理記号・・・「三角形」

酸素系漂白剤による漂白処理ができるが、塩素系漂白剤による漂白処理はできない


▼乾燥処理記号・・・「正方形」

洗濯処理後のタンブル乾燥処理はできない

日陰でのつり干し乾燥がよい



使う洗剤は中性洗剤を

私たちが普段洗濯機で洋服を洗うときには、液性が中性か弱アルカリ性の洗剤を使っていることが多いです。ブラジャーを洗う際には、液性が中性のものを使いましょう。中性洗剤はシルクをはじめどんな素材にも使えます。洗剤の裏面などに記載がありますので事前に確認しましょう。「下着専用」といった専用洗剤を使うのもおすすめです。

洗濯機で洗う場合

洗濯表示に手洗いマークがある場合でも、実は洗濯機で洗えることがあります。お使いの洗濯機を確認のうえ、ドライコースや手洗いコースなど、衣類を一番やさしく洗えるコースを選んでください。
その際は、洗濯ネットにブラジャーを入れて洗いましょう。洗濯ネットは、ドーム型のブラジャー専用立体型ネットなどブラジャー専用のものがおすすめです。洗濯ネット内に隙間がたくさんあると、洗濯ネット内のブラジャーが洗濯中に動いて生地が擦れたり、レースなどの装飾品も傷んだりする可能性があるので、クッション性のある厚手の洗濯ネットがよいでしょう。

他の洗濯物とは分けて、できれば下着だけでまとめて洗うのが理想的です。また、洗濯槽に洗濯物を詰め込みすぎないのもポイントです。洗濯ネットにブラジャーを入れる場合には畳み方にも気を付けましょう。カップの中にストラップやバックベルトをきれいに内側に折り畳んで入れこみます。ホックは留めておくと、洗濯時にホックがブラジャーの装飾品をひっかけてしまうことが少なくなり安心です。

手洗いする場合

洗濯機で洗える表示があっても、もちろん手洗い対応も可能です。洗濯機を使うと型崩れが心配な場合や、シルクなどのデリケートな素材は、特に手洗いがおすすめです。
ブラジャーを手洗いする場合は、桶やシンクに入れた水に中性洗剤を溶かして、やさしく押し洗い、またはふり洗いしましょう。ゴシゴシ生地同士をこすらないように気を付けます。その後きれいな水で十分にすすいで、脱水はタオルで挟んでしっかりドライオフまたは洗濯ネットに入れて洗濯機で軽く脱水します。ねじったり強くたたいたりすると型崩れの原因になるので、気を付けましょう。ブラジャーを複数枚同時に洗う場合は、色落ちする場合もあるので色の薄いものから順に洗い、色の濃いものは最後に洗うようにしましょう。

ブラジャーの正しい干し方

ブラジャーを洗い終えたら、濡れたまま長時間放置せずにすぐに干すようにします。干すときにはカップの形を整え、レースなどの装飾品もきれいにしわを伸ばしましょう。
そして乾燥機にかけずに陰干しで自然乾燥させます。乾燥機で一気に熱をかけると素材が傷んだり、ワイヤーなどが歪んで変形したりするケースがあります。また、直射日光にあてて乾かすと素材が変色したり傷んだりする可能性があるので陰干しが安心です。

洗濯ばさみで干す

ピンチハンガーなど洗濯ばさみを使って干す場合は、アンダー部分の両側と谷間部分の前中心部分の3点をつまんで、逆さに干します。できればホックはとめて干しましょう。レースなどの細かな装飾やほかの洗濯物に引っかけてしまうのを防げます。ストラップの部分をつまんで干すとカップの重みでストラップが伸びてしまうことも考えられるので、逆さ干しが無難です。

二つ折りにして干す

ハンガーなど棒状のものにかけて干す場合は、谷間部分の前中心部分を二つ折りにした状態でかけて干します。風などの影響で落下が心配な場合は、ホックでバックベルト部分を閉じておくか、洗濯ばさみで軽くはさんでおくようにしましょう。

こんなブラジャーどう洗う?

パッドや汗のニオイが気になるブラジャー、どう洗ったらいいか悩みますね。ここではその洗い方についてみていきましょう。

ブラジャーのパッド部分

ブラジャーのパッドが取り外せない場合はそのまま洗いますが、パッドが取り外せる場合は、ブラジャー本体から外して洗います。
パッドを取り外さないまま洗うと洗っているうちにパッドがずれて歪んだり、カップの部分に厚みがあるので乾きにくくなったりする場合もあります。
不織布やウレタンのパッドを手洗いする場合は、中性洗剤で押し洗いしましょう。その後、よくすすいでタオルでやさしくドライオフした後に陰干しをします。洗濯機で洗う場合は、ブラジャー専用の洗濯ネットの中に、ブラジャーとブラジャー本体から外したパッドを一緒に入れて洗います。
シリコンパッドの場合は、水またはぬるま湯でていねいに水洗いし、それでも汚れが落ちない場合は中性洗剤でやさしくなでるようにして洗います。タオルで水分をふき取ったらしっかり陰干しをします。

汗のニオイが気になるブラジャー

ブラジャーを着用したら、できるだけその日のうちに洗うようにしましょう。洗濯機で洗う場合は洗濯物を詰め込みすぎず、たっぷりの水で普段どおり洗濯すると気になる汗のニオイが落とせる場合も多いです。それでも落とせない頑固な汗の汚れには、中性洗剤でつけ置き洗いをしたり、洗濯表示を確認したうえで酸素系漂白剤を使ったりしてみましょう。

毎日身につけるものだからこそ、ほんの少し手をかけて

毎日を忙しく過ごしていると、洗濯表示を確認したり、ブラジャーを他の衣類と分けて洗ったり、ブラジャーの洗濯方法にまで気をまわすことが疎かになってしまうこともあるかもしれませんね。毎日身につけるものだからこそ、正しい洗濯方法を知って、今よりほんの少しだけでも手をかけてあげましょう。愛着もわいて長く気持ちよく使うことができると思いますよ。

執筆者紹介

名前
有賀 照枝
プロフィール
整理収納コンサルタント・ハウスクリーニング技能士
株式会社ハート・コード代表取締役。“部屋磨きは自分磨き・職場磨きはスタッフ磨き”をモットーに家事代行・整理収納関連事業で2007年独立。自身の体験から環境を整えると色々なことが整ってくることを痛感し、個人や企業にコンサルティングやセミナーなど様々な形でその大切さをお伝えしている。